エボラ出血熱とは何か? わかりやすく噛み砕いて説明します。
WHOが6ヶ月以内に食い止めなければ人類の危機とまで言うエボラ出血熱。
今までは、海外での話だとあまり危機的な報道はされていなかったようですが
感染の拡大と共に次第に日本でも人々の意識のなかに入ってきましたね。
エボラ出血熱と言えば、映画「アウトブレイク」や「エボラパニック」といった
致死性の高いウィルスが引き起こすパニックを描いたものを思い出します。
これらの印象が強く,必要以上に不安になってしまうのかもしれませんね。
やはり、ここまで来たからには、エボラ出血熱のことについて、しっかりと理解を深めておきたいと思います。
まずなぜ、映画になったりここまで人々に恐怖を与えるのでしょうか?
その大きな理由の1つに
感染すると、あたかもスプラッタ系ホラー映画でも見ているかのように口や鼻、直腸などから出血し発作が起こり、死に至るのです。
リアルホラー映画そのままなのです。体のあちこちから血が吹き出るなんてことはホラー映画の定番です。その位恐怖を感じる現象だからこそホラーの定番なんです。
そして、恐怖はウィルスよりも早く感染すると言われます。上のパンデミックと言われる映画で起こるパニックは,実はこの恐怖心から引き起こされます。
現在アフリカでは映画と同じように正しい知識がないために不必要な恐怖が、人々を支配し始めています。
もし日本で感染者が現れたら、パニックになることもあるかもしれません。
では、なぜそこまでパニックになるのでしょうか?
それは、エボラ出血熱は感染してから発病するまでの潜伏期間が3週間だと言われます。発病した時点で病院に担ぎ込まれたとして既に感染から3週間が経っているのです。当然、この3週間に感染者に接触した人を調べることになります。
もし近くで感染者が見つかると、周りの人は時限爆弾を抱えているようなものです。
これもよく映画にあるシーンそのものですね。不安が疑心暗鬼を生みます。
実際に、握手をしなくなったなどの例があります。
エボラ出血熱は、インフルエンザのようには空気感染はしません。
唾液や尿、便、精液、血液などの分泌物によって感染していきます。
アルコールでウィルスを死滅できるとするものもありますが、実ははっきりしません。
しかし、現実に,衛生環境の悪い地域での発生を見ると衛生環境は重要だといえます。
ネット上にも多くの情報がありますが、学術的過ぎるものが多かったり、諸説色々であったりとしているのが現状です。確かにまだ未知のウィルスであることは確かです。
だからこそ、不安が不安を呼び疑心暗鬼になってパニックになるような事は、絶対に避けなければいけないと思います。
この記事のポイント
不安の伝播は感染よりも早い
ご注意
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